コーポレート・ガバナンス

シニア・オフィサーに対する倫理規約

CEO、プレジデント、CFO及び取締役会で指定される主要経営陣(財務担当の他のシニア・オフィサーを含む)(以下、役員と記す)は、メディシノバ・インク(以下、当社と称す)の事業活動規約のすべての条項に拘束されるのみでなく、以下の追加的な特定のポリシー(総称として、倫理規約と記す)に従わなければなりません。

1

役員は、米国証券取引委員会(SEC)に提出・登録する、あるいは当社の行うその他の公的開示の際に提出する報告書・書類について、完全、公正、正確、タイムリーかつわかりやすい情報の開示を行う責任を負います。すべての役員は、公的開示に際して行う情報開示に影響を及ぼす重要な情報を知りえた場合、すみやかに取締役会に所属する監査委員会の委員長に知らせる義務を負います。

2

すべての役員は、a)当社の内務統制のシステムあるいは運営に関して、財務データの記録、処理、集約、報告機能に悪影響を及ぼす可能性のある重大な欠陥がある場合、b)当社の財務報告、情報開示あるいは内務統制に重要な役割を担う経営陣、従業員が関与した詐欺行為があった場合(程度のいかんを問わない)には、その持ちうるあらゆる情報を監査委員会の委員長に速やかに提供しなければなりません。

3

すべての役員は当社における義務を誠実に遂行し、当社の事業及び財務報告義務に関連する州、米国、現地国家ならびに私的・公的規制当局の法令、規則、規制に従わなければなりません。

4

すべての役員は、当社あるいはその代理人が、当社及びその事業の遂行に適用される証券関連法などの法令、規則、規制に重大な違反を犯し、あるいは本倫理規約に違反した場合、その証拠となりうるすべての情報を監査委員会の委員長に速やかに提出する義務を負います。

5

すべての役員は、個人的な利害関係とビジネス上の利害関係との間の、現実のあるいは見かけ上の対立を回避する義務を負っています。たとえば、当社の競合企業、業者、あるいは顧客の株を大量に保有する、これらに対し負債を負うなど財務的利害関係を持ったり、当社の商品、資料、備品、サービス、財産などの購入、売却に関連する取引に、財務的な利害関係を持ったりすることです。但し、当社の後援を受けたプログラムはこの限りではありません。このような現実の、あるいは見かけ上の利害関係の対立はすべて、監査委員会の委員長に報告しなければなりません。

6

取締役会に所属する監査委員会、あるいは監査委員会の指名を受けた適切な人間は、役員が本倫理規約を侵害する行為を行った場合、適切な措置を決定します。このような措置とは、不正行為を止めさせることを目的とした合理的なもので、本倫理規約遵守の説明責任を促進するものでなければなりません。当該行為者に対し、監査委員会が侵害行為を確認した旨通知する書面や、取締役会による譴責、当該行為者の降格、選任のやりなおし、停職(給付のあるなしに関わらない)、解職などを含みます。

取締役会に所属する監査委員会は、本倫理規約の破棄あるいは倫理規約の修正に関わるすべての請求に検討を加えなければならず、法令の定めに従い、この破棄または修正を速やかに開示しなければなりません。

私は、シニア・オフィサーに対する倫理規約を受け取り、読み、その趣旨を理解しました。私は、この倫理規約に示された基準、ポリシーおよび手続きと、関連する当社のポリシー及び手続きに全面的に従うことに同意します。本倫理規約に対する侵害を疑わせる事実を知りえた場合には、取締役会の監査委員会の委員長に報告する義務を負うことを理解しております。本倫理規約の規定に従って完全な情報開示が行われた場合を除いて、私は、現実にあるいは見かけ上当社の利益との対立を構成する取引・活動を行った経験がないことをここに誓います。私はまた、下記に別途の記載のない限り、本倫理規約及び関連するポリシーや手続きに全面的に従うことを誓います。

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