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開発パイプラインについて

DCM(変性性頸椎脊椎症)

DCM(変性性頸椎脊椎症)とは?

頸椎脊髄圧迫によって引き起こされる麻痺(まひ)と定義されており、脊髄神経の圧迫は、麻痺、うずき、痛み、頸部の硬直、腕・手・指の痛み・痺れなどの神経学的機能不全につながります。DCM患者は、バランスおよび歩行の不調、協調運動障害、腕、肩または手の筋力低下、リズム筋攣縮、筋肉硬直、筋肉喪失、過度神経反射および膀胱・直腸機能障害など、さまざまな症状を呈します。

患者数など病気の規模は?

米国神経外科学会によると、脊髄または神経根の圧迫を緩和するために、毎年20万件以上の手術が行われています。

良い薬はないの?

治療の選択肢としては、重症度に応じて、頸椎カラー装具(運動制限のため頸部に装着する装具)、理学療法、鎮痛剤、筋弛緩剤および外科手術などがありますが、DCM治療薬は現在、承認・認可されているものはありません。
外傷性脊髄損傷動物モデルにおいて、MN-166の主要作用機序の一つであるPDE-4(ホスホジエステラーゼ4)阻害作用により神経の再成長を促進することが示されています。脊髄神経の再成長は、DCM患者において頸椎神経機能の部分的または完全な回復をもたらす可能性が期待されます。

メディシノバの開発はどこまで進んでいるの?

2018年8月、イギリス国立疾病研究センター(NIHR)から研究助成金を受け、ケンブリッジ大学脳神経外科学のマーク・コッター博士を主任治験責任者として、同大学およびケンブリッジ大学病院NHS(National Health Service)財団とDCMを対象とするMN-166のフェーズ2/3共同臨床治験を開始しました。
「変性性頸椎脊椎症における再生」と名づけられた本治験は、頸椎減圧手術前後補助療法としてのMN-166の有効性を多施設無作為二重盲検プラセボ対照試験で検討するものです。 総計300〜350人の被験者を登録予定の治験で、第一段階では25~80人の登録を予定しています。治験参加者は、頸椎減圧手術の2~3カ月前に無作為に振り分けられ、MN-166を上限100mg/日、またはプラセボが投与されます。投薬治療は8カ月間継続され、被験者は術後3カ月、6カ月および12カ月に外来受診します。

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